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「 あたらしい10年のはじまり 」


 

2016.12.22

2週間ほど前に誕生日を迎え、あたらしい10年がはじまりました。

「元気でおもしろい毎日が積み重ねていけるといいね」と

友人にメールをもらって、本当にそうだといいなぁと思いました。

 

30代になることを憂いている私に、シャワー通りの端っこにあった

カレー屋の店主がこんな言葉をくれました。

「30代ってすごくおもしろいよ。今のしんどいことから解放されて

自分の責任で、好きなことがいっぱいできるようになるんだから」と。

 

私はその言葉に、希望を感じながら30代を過ごしました。

そして、29歳のそのときに思い描いていた人生よりも、

ずっとずっと楽しくて幸せなものになりました。

これまで出会った人や出来事で、自分があるとあらためて感謝です。

 

これからもおもしろい10年になれたら…楽しみと少しの緊張と。

よろしくお願いします。

「 掲載|デザインノート No.70 日本全国のロゴ&マーク。〈誠文堂新光社〉 」


 

2016.11.26

デザインノート70号「日本全国のロゴ&マーク」に、

みずうみデザイン室も掲載していただきました。

昔から読んでいるデザイン専門誌のひとつです。

 

JAGDA総会でお会いしたことのある方もぽつぽつと。

全国のロゴを俯瞰して見られる感じがおもしろいです。

どうぞ書店で手にとってご覧くださいね。

 

誠文堂新光社[ 2016/11/26 ]

デザインノート No.70 日本全国のロゴ&マーク。 

 

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ロゴづくりは、お洋服を仕立てることと

似ているように感じるときがあります。

その人自身が身にまとっていて誇らしくなるような、

第3者からもとびきり似合って見える最高の1着を。

人・サービス・背景をよく分析し、

正しく機能するよう心がけて設計しています。

 

みずうみデザイン室

「 みふねという小さなお米 」


 

2016.11.10

「熊本地震で甚大な被害を受けた御船町。

 この町の多くの米農家も被災しました。

 米づくりを諦めざるを得なかった田んぼもたくさんありました。

 そんな中で、ようやく迎えた実りの秋。

 地震のあと、はじめて収穫されたお米には、特別な思いがつまっています。

 この思いをたくさんの人たちに届けるために、障がい者によるプロジェクトが立ち上がりました。

 御船町の復興のためにできることはないか…。

 自分たちで考え、できあがった四角い小さなお米 "みふね"。

 この"みふね"をみなさまにお届けすることで、いただいたお気持ちの一部を御船町に届けます。」

 

1年前からたずさわっている "しあわせドロップpeoject"。

今回、はじめて商品パッケージとして印刷までしあがりました。

プロデュースはフィールドワークスさん、コピーライティングはineworksさん、

デザインのアドバイスをペドロ山下先生にいただきました。

 

手のひらから手のひらへ。

この四角い小さなお米が、たくさんの人に届けられますように。

「 御食事処 畑 minä perhonen 」


 

2016.10.10

皆川明さんのお話会に参加しました。

以前、福岡でKIGIとのトークイベントには行ったことが

ありましたが、今回は全くちがう趣旨のもと。

 

皆川さんが熊本で調達した食材を使ってつくった料理を

いただきながら、質問をするというお話会でした。 

 

私はminäのグラフィックデザイン制作について

質問しました。

最初に手がけられたのは菊地敦己さんですが、ふだん

グラフィックにはどのように関わってディレクションを

されているのか関心がありました。

 

皆川さんが決めることは2つだけ。

どの人に依頼するか、今シーズンのコンセプトを伝える。

あとはデザイナーの自由にさせるそうです。

自分よりプロなわけで、その人に自分が意見を言うのは

おかしなことだと。

 

カタログの撮影現場にもほとんど立ち会わないそうです。

現場にいると当然、意見や感想が求められます。

求められれば答えるため自然と自分の意見が反映された

ものになってしまいます。

 

仕上がった後で、ちょっと違うかな?と感じる場合も

時としてあるそうですが

「第3者からみたらこうなのだろう」と捉え、

ダメ出しはしないそう。

  

皆川さんから「あなたの場合はどうですか?」と、逆に

質問をされて、ドギマギしながら回答しました。

他にも建築を職業とされている方が、同じように制作への

関わり方を質問をされていましたが、そちらも興味深く

おもしろかったです。

(建築についても皆川さんのディレクションスタイルは一貫しています)

 

minäがなぜ、こんなにも愛されるのか、それは表面的な

ことではなく、皆川明さんの繊細な人格とやさしい感性の

上に成り立っているんだと改めて強く感じました。

 

すごくパワーをもらえました。

からだ中に浸透したこの気持ちで、

明日からまたデザインに向き合ってゆきます。

 

夢のような時間、一生の宝もの。

熊本に呼んでくださったEcruのユキさん、

準備してくださったスタッフのみなさん、

そして忙しい時間をぬって来てくださった皆川さん、

ほんとうに、ありがとうございました。

 

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来週のNHKプロフェッショナルは皆川さんの特集だそうです。

「人生に寄り添う一着を」

10月17日 22時25分〜23時14分 NHK総合

「 熊本のおすすめ 」

2016.08.29

先日、福岡の気になるお店をアップしたところ

熊本も、とご要望いただいたのでまとめました。

比較的、子連れの方も入りやすいと感じたお店には★印をつけています。

 

情報は2016年8月時点のものですので、

お出かけ前にはご確認くださいね。 (以下五十音順

 

震災以前に撮った写真。

みんなの誇りであるシンボル・熊本城。

 

上乃裏のtartelette。

季節ごとのタルトとキッシュをテイクアウトできます。

 


泰勝寺でのchanowaのお茶会。

とても良い気が流れている場所。

 

minaをはじめ素敵なお洋服がたくさんのEcru。

ちいさなお茶スペースも。

 


唯一無二の中華料理シータン。

想像を超える美味しさにいつも驚かされる。

 

斬新なお料理が魅力のPeg。

栗のスープが忘れられない。

 


MIMAKIの前菜。

いつも味に奥行きがあり、美しいひと皿にうっとり。

 

もう何回食べたか分からない。

NIniの竹輪の磯辺揚げとアボカド醤油。


 熊本にお越しの際にはぜひ。

 

<2016.9.2 追加>
がんばってリンクをはりました。

基本は公式ページですが、情報がわかりにくそうな場合は

tabelogやblogにとぶようにしています。

今後リンク切れになる可能性がありますが、その場合はご容赦くださいね。

「 福岡のおみせ 」


 

2015.08.24

熊本・福岡2拠点活動を始めて1ヶ月半。

何とかペースを掴んできました。

年末までずっとドタバタな感じですが、もう少し余裕ができたら、

福岡のお友だちをお誘いして、気になるお店をまわってみたいです。

以下備忘録がわりに。

 

行ってみたいお店

<FOOD>

mi:courier

吉冨寿司

GARAM

- - -

五島

パンスケープ

 

<CAFE>

goseki

 

<FLOWER GREEN>

つむぎ

 

Gallery

TERCEIRO


行ったことのあるお店(記録更新中)

他にもあるけど、書ききれません…。

素敵だったお店は、またゆっくりご紹介していこうと思います。

<2016.9.2 追加>
がんばってリンクをはりました。

基本は公式ページですが、情報がわかりにくそうな場合は

tabelogやblogにとぶようにしています。

今後リンク切れになる可能性がありますが、その場合はご容赦くださいね。

「 最近のお仕事 」


 

2015.08.03

今月は2件のお仕事のお知らせです。

ひとつは8月1日に公開したchanowa髙山由佳さんのオンラインショップ。

 

県外の友人へのおみやげにすると、必ずというほどネットで買いたいと言われるお菓子。

一人で丁寧につくっているので期間限定・数量限定ですが、やっと買えるようになりました。

いつも一生懸命で、人にもモノにも誠実なゆかさん。

どうぞ多くの方に手にとっていただけますように。

http://www.chanowa.net

Instagram

 

もうひとつは「UNITED MARKET IN KUMAMOTO 甲佐蚤の市 vol.4」のフライヤー。

2016.10.1.sat - 10.2.sun

九州の真ん中が、宝ものと美味しいもので包まれる2日間。

 

熊本県甲佐町は、緯度経度的に真の九州のオヘソだそう。

そんな甲佐町に「アンティーキング」と「護国神社蚤の市」もやって来ます。

敢えて何もうたってないけれど、震災被害の大きかった甲佐町を福岡の2つの

グループが、応援の意味もあって来てくれることになったそうです。

九州最大のアンティークイベントになりそうで、私も今からワクワクしています。

 

甲佐蚤の市会場は、10.2.sun のみ開催。

子どもから大人まで一日中楽しめるイベントになりそう。

みなさま、どうぞ今から予定を空けておいてくださいね。

Instagram / Facebook / WEB SITE

「 スワン × marcadette 」


 

2016.06.22

marcadetteの杏シロップにスワンさんのかき氷。

雪の中には白玉と寒天が宝物のように隠されていました。 

食べ終わった後もきれいできれいで…。

この夏、何度も食べたいかき氷。

「 なちゅみが販売スタートしました 」


 

2016.06.08

デザインでお手伝いしている完全無添加ソーセージなちゅみ、

本日より山鹿のRIO限定で先行販売されました。

ソーセージはスパイシーでコクがあって本当に美味。

すでに子供さんにも大好評のようです。

 

正方形のピンクのラベルは、先行販売向けとしてデザインしました。

イラストレーションは「&Premium」や「SAVVY」などのカットや

表紙も手がけられる yamyamさんにお願いしました。

通常版ラベルも、かなりかわいい仕上がりになってきています。

どうぞおたのしみに

 

yamyam / yamyamkikaku

大阪生まれのイラストレーターさんで、
yamyam KIKAKUという屋号でオリジナルグッズも制作されています。

グッズは CINRA STORE や 6c-store でもご購入いただけますよ。

 

CINRA STORE

http://store.cinra.net/artist/308075

 

6c-store

http://6c-store.shop-pro.jp

 

*写真は打ち合わせ中「TAKAMATSU NOTE」にしていただいたサイン。

 リクエストに応えて、ウサギを描いてくださいました…!

「 wisteria と 英国菓子の日 」



 

2016.04.11

先日は納品した包装紙が、wisteriaでの「英国菓子の日」イベントでデビューしました。

かわいらしいお菓子と一緒に並んでいる風景を見たときのうれしさったら。

じわじわとこみ上げるこの気持ちは、どんなに回を重ねても新鮮なままです。

美しくおいしい山折典子さんのお菓子に、ほんの少しアクセントを添えられたらいいなと願っています。

「 お花見会へ 」


 

2016.03.27

金曜の夜は早めにお仕事を切り上げて、メンバーと南阿蘇の料理会へ。

色とりどりのお花がディスプレイされた室内でのお花見。

3種のノンアルフルーツカクテルに、春らしいコース。

音、味わい、香り…、ライブ感がすばらしかったです。

 

まだまだ花冷えの熊本ですが、週後半には桜も見頃を迎えそうです。

「 完全無添加ソーセージお披露目のお知らせ 」




 

2016.03.07

熊本の天然塩と無農薬黒糖、独自配合のオーガニックスパイスだけで

作った完全無添加ソーセージ なちゅみ。

やっと目指していた味が完成しました。

明日、花畑広場で行われるワインフェスで1ブースとして参加します。

私もディスプレイと販売のお手伝いをします。

 

フードは、

お茶と料理のユニットchanowaのゆかさん

・ソーセージとクレソン&ルッコラのピタパンサンド

・ソーセージとマッシュルームトマトカンパーニュのピンチョス

 

タルトとキッシュのお店 tarteletteさん

・ソーセージと新じゃがのキッシュ

・桜のチーズタルト

 

が、ならびます。
お近くの方は、ぜひお立ち寄りくださいね。

「 東京へ 」


 

2016.03.04

先月、熊本のデザイナーズと東京に行ってました。

 

友人と再会したり、先輩とゆっくり食事しながらデザインの話をしたりと、

充実した出張でした。

  

旅に行くときに必ず調べておくのが、アートイベントとカフェ。

今回はあまり時間がなかったのでかけ足だったけれど、どこも素敵でした。

なかでもMerci Bakeは一番印象に残っている。

卵や粉の味がしっかりして、とてもマイルドだけど洗練されていて、

ずっと食べていたいような味。

店構えやロゴデザインも素敵なお店でした。

 

 /// おいしかったお店 ///
Merci Bake(松陰神社前)

日仏食堂トロワ(三軒茶屋)

LIFE son(参宮橋)

タルイベーカリー(参宮橋)

ストールレストラン(池尻大橋)

「 雪のふる前 」


 

2016.01.26

先週の土曜日、川内倫子展が熊本市現代美術館で始まりました。

 

たまたまタイミングがあって、漫画家のささき先生と、

福岡のデザイナー三迫さんとみてきました。

 

ガールズフォトの先駆けといえば、HIROMIXさん・蜷川実花さん・川内倫子さんあたりが

代表格と思いますが、同世代だった私も、この3名には当時ドキドキさせられたものです。

 

日常のきらめきや生と死の表現は、こわれそうなくらい繊細だけど力強く、

ワントーンでまとめられた柔らかさや、絵画のような色彩はキラキラしていました。

ご本人のスタイルはさほど変わってないようにみえますが、時間とともに被写体の絶対数が

増えたためか、あつみを感じました。

 

同会期中にOrangeでも川内倫子展をやっているそうなので、近いうちに

足を運んでみたいと思います。

 

Rinko Kawauchi The river embraced me

川内倫子展 川が私を受け入れてくれた

 

会期/2016年1月23日(土)~ 3月27日(日)

休館日/火曜日休館

開場時間/10:00~20:00(最終入場19:30)

会場/熊本市現代美術館